更新:2008年8月16日
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このサイトについて

●初出:このサイトのために書き下ろし●執筆:坂本 衛(ジャーナリスト)

「現代キーワードQ&A事典」サイトの開設趣旨

Question何なのですか?
このサイトは。

Answer坂本 衛は、1987年から現在まで、潮出版社の月刊誌『潮』の「市民講座」という連載の監修を担当しており、執筆する場合も多くあります。これは、政治、経済、国際、社会など、そのときどきの時事問題について、Q&A形式で平易に解説するページです。

 掲載期間は22年目に入り、連載は260回を突破。私はつねづね、このQ&A解説をお蔵入りにするのはもったいない、インターネットで公開してみなさんに広く役立ててもらいたいものだ、と思っておりました。

 何しろこれだけのものを書くには、原稿・監修料だけで2000万円以上かかっています。取材費、編集部が毎回、膨大な新聞記事資料を集めるコストに加えて、編集・校正料なども考えれば、当サイトにかかるコストは3000万円を優に超えています(サイト制作コストは除く)。潮出版社・編集部にはずっと以前に打診し、書店で販売中の最新のものを除き、過去の記事のサイト掲載は問題ないと了解を得ています。

 そこで今回、「現代キーワードQ&A事典」と題するサイトを新たに立ち上げ、坂本が監修したものを公開することにしました。なお、連載スタート直後の数回には坂本は関わっておらず、これは掲載しません。

 どの記事も、高校生くらいから読むことができるように、わかりやすく書いてあります。執筆・監修者は、あまり細部にこだわらず、出来事をざっくり大づかみにできる解説を心がけましたので、基本的な構造、問題点、背景などを理解するには役立つでしょう。また、基本的な事柄だけを扱っているので、比較的古びにくい内容だと自負しています。新聞やテレビニュースに接したときの参考として、また学習資料としても、活用していただければ幸いです。

 なお、キーワードは260以上あり、当サイトは二百数十ページ以上になる予定です。一つの記事が約3000字(400字詰め原稿用紙で約7.5枚)ですから、単行本にして優に7〜8冊分あります。初期のものはワープロの古いフロッピーに入っており、資料棚から発掘してテキストに変換し、さらにhtml文書にするのに時間がかかります。大方の記事を掲載できるのが何年先になるかわかりませんが、気長にお待ちください。

いくつかのご注意

Question古い記事も少なくないとのことですが、
読むときに注意すべきことは?

Answerいちばん古いキーワードは、20年以上前のもので、とても古い! 古すぎる!
「この出来事は自分が生まれる前の話だ」という読者もいらっしゃるでしょう。そこで、次のようなことにご注意ください。

 (1)人物の肩書き、国名、社名、組織名などは、断りなく当時のままにしてあります。

 (2)サイト掲載に際して、数字表記を漢数字から洋数字に、「今年度」「この10月」「昨年」などの表記を「2006年度」「2006年の10月」「2005年」に、丸数字をカッコ付き数字に変え、明らかな誤植や表記の誤りを訂正したほか、文字数の制約でわかりにくかった箇所に言葉を足した場合があります(時間が取れず、すべてのチェックは済んでいません)。

 (3)前項(2)の変更以外は、一切手を加えない方針です。掲載以降に情勢が変わって、記事内容が陳腐化《ちんぷか》したり、記事と事実が異なるようになっても、加筆修正はしていません。あくまで、ある出来事が起こった直後の解説だということに、注意してください。(執筆は掲載月号の前々月の20日前後。たとえば、1月20日前後の記事が、翌2月5日に「3月号」として出ます)

 (4)開設趣旨の項で記したように、基本的な構造や背景の解説を重視した基本情報ですから、あるキーワードについての見方はそれほど古びてはいないはずです。とくに、今後の課題として書いてあることは、ほとんど当たっているでしょう。「このサイトで基本を押さえてから、さらに詳しい他のサイトを参照し、刻々と変化している状況をチェックする」「このサイトである法律が作られた当時の事情や背景を知り、別途その後の展開を調べて問題点をつかむ」といった使い方をしていただければありがたいと思います。

 (5)気が向けば「参考リンク」その他の項目をサイト掲載時に追加します。ここから参考になる情報をお探しください。

リンクや引用について

Questionこの現代キーワードQ&A事典サイトに
リンクしたいのですが?

Answerどうぞご自由に。どのページにリンクしても結構です。
リンクしたという連絡は不要です。メールで教えてくださっても構いませんが、返信はしません。教えてくださったサイトは、見に行くかもしれません。

Questionこの現代キーワードQ&A事典サイトの
記事を引用したいのですが?

Answer引用に関するルールを守って、どうぞご自由に。
引用したという連絡は不要です。メールで教えてくださっても構いませんが、返信はしません。教えてくださったサイトは、見に行くかもしれません。

 引用に関するルールは、以下の通りです。

 著作権法は第32条で「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。」と「引用」を認めています。

 「公正な慣行」とは、(1)出典を明示する、(2)引用に必然性がある、(3)本文と引用の主従関係を保つ、(4)本文と引用を明確に区別する、などです。

 つまり、(1)「某氏の意見はこうだ」と、出典を伏せたまま引用する、(2)引用者の創作性が一切なく、ただ丸写しにしただけ、(3)文字数を数えたら、本文より引用のほうが長かった、(4)「」を使わず地の文に引用し、どこからどこまでが引用部分かハッキリしない、などはいずれも「引用」ではなく「パクリ」と見なされます。くれぐれもご注意を。

 なお、出典については、初出の誌名・月号(「潮」××年××月号)およびこのサイト名(現代キーワードQ&A事典)を必ず明記してください。坂本 衛以外の執筆者名は、とくに必要ありません。

 ところで、「坂本のサイト掲載記事を論文に引用したが、ページを記載しなければならないので教えてほしい」とメールを寄こしたバカな大学のバカな女講師がおりました。信じがたい話ですが、本当です(メールには大学名も名前も書いてあった)。何ページに載っていたか知りたければ図書館に行って自分で調べろ、というほかありません。

メールについて

Question意見があるので、
メールで伝えたいのですが?

Answerメールは監修者の坂本 衛までお願いします。執筆者には、つなぎません。どのページからでも、下部メニュー・バー右から二つ目の[メール]をクリックしてください。坂本宛のメール作成画面が開きます。ファイルが添付されたメールは受け取ることができません(フィルターで削除されます)ので、よろしくお願いします。

歴代編集者のページ(オマケ)

「現代キーワードQ&A事典」サイト内の文章に関するすべての権利は、執筆者・坂本 衛が有しています。
引用するときは、初出の誌名・年月号およびサイト名を必ず明記してください。
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